ネット型自動車保険体験記 その2(レッカー車の手配)

最近、20年振りに自動車事故を体験した筆者がネット型自動車保険を使用した体験記を紹介します。

事故が起こった直後は冷静な判断ができない状態の中で様々なことを選択していかなければなりません。

知識として持っていてもいざ事故が起こるとパニックになったり、気が動転して対応手順を思い出せないなんてことが往々にして起こりますので、少しでも対応の参考になれば嬉しいです。

レッカー車の手配

【事故現場の確認】

前回の続きで、救急隊や警察への事情聴取と同時に自分の車のレッカー手配をしなければなりません。

ただ、レッカーを手配したくても現在位置がよくわかりませんでした。

しかも、高速道路の追越車線上にいるので警察による交通規制表示により一応の安全確保はされていますが、移動できる範囲は限られているので勝手に歩き回ることはできません。

なので、警察に現在位置を確認すると、事故現場の住所と○○kmポストというような表現で位置情報を入手することができますので、この情報を保険屋に伝えることでレッカー車を正確な位置を伝えることができました。

【レッカー手配について】

レッカー業者の手配は大型連休初日だったこともあり、営業しているレッカー業者は少なかったようです。

レッカー手配の際、保険屋に希望する移動場所を聞かれましたが、地元ではない遠方の地で自動車修理工場などの知り合いはいないので、保険屋提携の修理工場以外に選択肢はありませんでした。

事故によって冷静に判断することは難しいかもしれませんが、レッカーは保険屋から手配してもらうことになるので、焦らずレッカーの利用条件をよく確認してから最善の方法を選択してください。

置かれている状況からどんな方法が最善かを保険屋に確認することで最小限の負担にできる可能性がありますので、なるべく冷静になることを心掛けましょう。

保険によってレッカー移動できる距離や条件が異なりますが、JAFに入会しているのであれば、JAFによるレッカー移動を併用することができます。

例えば、保険屋のレッカー移動距離の上限が100kmの場合、その範囲内の修理工場等へ一旦移動し、それ以降の移動はJAFによるレッカー移動を併用することで、+20km移動することができるので、自動車屋や修理工場がその範囲にある場合は無料でレッカー移動することができます。(その範囲を超えると有料になります)

また、筆者の保険のレッカー移動に関する条件は保険屋提携の修理工場であれば、そこまでの移動は無制限と記載されていますが、遠方である筆者の地元までレッカーしてもらえる訳ではなく、最寄りの保険屋提携の修理工場までの移動が無制限ということなので、実質50km位が移動上限ではないでしょうか。(筆者の保険の場合)

車の損傷状況によってはレッカーする際に諸費用が掛かる場合があり、筆者の保険は18,000円までは保険でカバーされますが、それ以上は実費となります。

車が横転したり、土堤等から落下してしまうとクレーン車が必要になることがあり、この場合は高額請求の対象になりますので、この点も保険でカバーできるか条件を確認しておきましょう。

保険の特約は、いざ事故になった時には重要な条件ですが、詳細な状況を想定して契約していなかったので、今後は事故を想定して特約や保険会社を選定することが重要だと改めて気付かされました。

今回は自身が救急搬送されたので、レッカー業者の立ち会いができなかったため詳しい状況は不明ですが、NEXCOの方に立ち合いをお願いすることになりました。(警察とNEXCOで連携されていていました)

車を鍵を警察へ手渡し、そこからNEXCO→レッカー業者という流れで対応していただきました。

この度は沢山の方々にご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。

そして、色々ご対応いただきありがとうございました。

続きは救急搬送された病院での対応一例を紹介します。

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