【実走レビュー】赤城山(黒檜山〜駒ヶ岳)周回ルート完全ガイド!激戦駐車場のコツとリアルな路面状況

こんにちは!今回は群馬県が誇る上毛三山の一つであり、日本百名山でもある赤城山の最高峰「黒檜山(くろびさん・1,828m)」から「駒ヶ岳(1,685m)」への定番周回ルートをブログ記事でお届けします。

「急登がキツいって本当?」「駐車場はどこがいい?」といった、実際に登ってみて分かったリアルな情報や、下山後のおすすめ温泉、さらに冬の赤城道路の危険性までガッツリ解説します。

目次

🧭 今回の登山ルート概要とコースタイム比較

今回のルートは、大沼(おの)のほとりにある「おのこ駐車場」を起点とする、最もメジャーな周回コースです。

項目ステータス備考
ルートおのこ駐車場 ➔ 黒檜山登山口 ➔ 黒檜山山頂 ➔ 展望絶景スポット ➔ 駒ヶ岳 ➔ おのこ駐車場綺麗な1周ルート
YAMAP標準タイム3時間30分一般的な登山者の目安
筆者のコースタイム2時間50分普段から体を動かしている方向けのペース
黒檜山、駒ヶ岳周回ルート

🚗 登山口の駐車場事情:知っておくべき「激戦区」の裏ワザ

赤城山登山において、最初の関門になるのが「駐車場選び」です。

① 県立赤城公園 おのこ駐車場(おすすめ・無料)

今回の起点となる駐車場です。約100台駐車可能で広々としており、公衆トイレもあるため最も安心です。ただし、ここから黒檜山の登山口までは車道を約1km(徒歩15分ほど)歩く必要があります。

➔ 駐車場の詳しい位置やルートは NAVITIME 県立赤城公園おのこ駐車場 案内ページ をご確認ください。

② 黒檜山登山口駐車場(未舗装・無料)

黒檜山登山口のすぐ目の前にあるスペースです。歩く距離を最短にできるため非常に魅力的ですが、数台しか停められない超・激戦駐車場です。土日祝日などは、かなり早い時間帯に現地入りしないと確保はまず不可能です。満車の場合は素直におのこ駐車場へ戻りましょう。

🥾 【登り】黒檜山登山口 〜 山頂:岩ゴロゴロの直登急登

黒檜山登山口に一歩足を踏み入れた瞬間から、容赦のない急登が始まります。

路面は大きな岩がゴロゴロと転がっている状態(ガレ場・岩場)が続くため、非常に歩きにくいです。一歩一歩の段差が大きく体力がゴリゴリ削られるため、「とにかく自分の体調に合わせてゆっくり登る」のがバテないコツです。

💡 安全ワンポイントアドバイス

傾斜は急ですが、両側が切れ落ちているような危険な崖(痩せ尾根)はほぼありません。躓き(つまずき)による転倒にさえ注意すれば、滑落のリスクは低い、比較的安全に登りやすい山と言えます。

息を切らしながら登り詰め、尾根に出て「T字路」の分岐が見えたら急登区間は終了です。ここを左に曲がって数分進めば、待望の黒檜山山頂に到着します!

登山口は車道に隣接していてわかりやすい
中腹から大沼(赤城神社)の眺望
登山口から登り切ったT字路の標識

🏔️ 山頂の罠?「+2分」で出会える本当の絶景スポット

黒檜山の山頂(1,828m)は見晴らし用の看板などが設置されていますが、実は木々に囲まれていてそれほど眺望が良くありません。 「あれ?百名山なのに景色はこれだけ?」とガッカリしないでください!

山頂標識のすぐ近くにある案内通り、山頂からさらに奥(北側)へ2分ほど歩いた先にある「絶景スポット(展望所)」まで必ず足を伸ばしてください。ここからは遮るもののない、大パノラマの素晴らしい眺望を堪能できます。

黒檜山山頂の眺望は木々に囲まれて控えめ
絶景スポットは眺望が良い(この日は雲に覆われて控えめ)

🍱 山頂 vs 絶景スポット:お弁当を食べるならどっち?

  • 黒檜山山頂:地面がフラットでレジャーシートを広げやすく、食事はとりやすいです。ただしエリア自体が狭いため、混雑シーズンは登山者で溢れかえって座れないことがあります(ベンチや椅子はないので地べたに座るか、携帯座布団が必須です)。
  • 2分先の絶景スポット:エリア自体は広いですが、フラットな場所が少ない(斜面が多い)のが難点です。混雑時は平らな場所の争奪戦になりますが、山頂に比べると比較的空いているイメージです。

🚶‍♂️ 【縦走】黒檜山 〜 駒ヶ岳:広大な尾根歩き

山頂での休憩を終えたら、先ほどのT字路まで戻り、今度はそのまま直進(駒ヶ岳方面へ下るルート)します。

ここからは「大タルミ」と呼ばれる鞍部(山のたるんだ部分)を経由する尾根歩きになります。視界が開けた広大な尾根の上を歩くため、多少のアップダウンはあるものの、風が心地よくてきつい感覚はありません。非常に気持ちの良い縦走が楽しめます。

そのまま進むと、駒ヶ岳山頂(1,685m)に到着します。

駒ヶ岳の山頂は完全な尾根上にあるため、「山頂に立った!」という明確なピーク感は薄いですが、黒檜山の混雑を避けてここで食事をとるハイカーも多いです。また、道中にあるフラットな広いエリアも格好の休憩スポットになっています。

途中に鳥居や標識があってわかりやすい
眺望を見ながら歩けるので気持ちいい
道はアップダウンが少なくわかりやすい
駒ヶ岳山頂の赤城山の活動標識
駒ヶ岳山頂
駒ヶ岳山頂からの眺望

⚠️ 【下山】駒ヶ岳 〜 登山口:身体への負担は下りが本番!

駒ヶ岳を過ぎてしばらく進むと、右側に鉄製の階段が現れます。ここからが事実上の下山開始です。

この下山ルートは、おのこ駐車場に向けて最短距離で一気に急勾配を駆け下りるルートになっています。

  • 体力的には: 最初の上りの方が断然キツいです。
  • 身体の負担(関節・足裏)は: この下山ルートの方が圧倒的に負担がかかります。

急な段差をリズミカルに下り続けると、地味に疲労が蓄積し、膝が笑ったり、足の裏の摩擦でマメや靴擦れができやすくなります。疲労による踏ん張り不足からの転倒リスクも高まるため、最後まで気を抜かずに着地を意識して下りましょう。

下りきると「駒ヶ岳登山口」の車道に出ます。ここを右に曲がって車道を道なりに進めば、すぐに出発点の「おのこ駐車場」が見えてゴールです!

下山コースの標識
(赤い塗装がされた階段がある)
標識があるので道迷いしにくい
登山口(ゴール)にある標識
駒ヶ岳側の登山口

♨️ 下山後のご褒美!赤城山周辺の温泉事情

実は、赤城山の登山口周辺(山頂エリア)には、ふらっと立ち寄れるような大きな日帰り温泉施設はありません。

そのため、基本的には「車で山を下りながら、麓の温泉街へアクセスする」という移動スタイルになります。群馬県は温泉天国なので、少し車を走らせれば選択肢には困りません。

  • 定番:富士見温泉 見晴らしの湯ふれあい館(道の駅ふじみ 内)➔ 山を下りるルートの途中、国道353号沿いの「道の駅ふじみ」に併設されている日帰り温泉施設です。 関東でも有数の大深度から湧き出る濃厚な天然温泉で、露天風呂から前橋市の一望(夜は綺麗な夜景)が楽しめます。 

  ➔ 詳細は 富士見温泉 見晴らしの湯ふれあい館 公式サイト をご確認ください。

・少し足を伸ばすなら:名湯・伊香保温泉➔ 渋川側に山を下りる場合、少し距離は伸びますが全国的にも有名な伊香保  

 温泉の石段街や露天風呂へ直行するルートも、大人の贅沢な休日プランとして最高におすすめです。

❄️ 【番外編】冬の赤城山へアクセスする際の「超重要」な注意点

赤城山は冬山登山の入門としても非常に人気ですが、車でのアクセス道路(県道4号線・通称:赤城道路)は一変して牙を剥きます。

山頂にアクセスする道路は非常に勾配がきつく、さらにタイトなコーナー(きついR)が連続します。冬場は積雪はもちろんのこと、路面凍結(アイスバーン)は日常茶飯事です。

🚨 ドライバーへの警告

「スタッドレスタイヤを履いているから」「4WDの車だから」といって油断していると、カーブで曲がりきれずにスリップする危険なスポットが多発します。さらに冬場は気温がマイナス15度以下になることもザラです。

冬に赤城山を目指す際は、必ず事前に群馬県やJAFの道路状況・凍結情報を確認し、細心の注意を払って運転してください。

🏁 まとめ

赤城山(黒檜山〜駒ヶ岳)は、最初の上りこそ体力勝負の急登ですが、登りきった後の絶景や爽快な尾根歩きなど、登山のご褒美がギュッと詰まった素晴らしい山です。

駐車場を賢く選び、下山時の足元に気をつければ、初心者からベテランまで大満足できること間違いなし。ぜひ天気の良い休日を狙って、お弁当を持って出かけてみてください!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次