
前回の試乗インプレに続き、今回は「ジムニーノマド2型」の契約にあたって、最も頭を悩ませるポイントであるカーナビ・ディスプレイオーディオ(DA)の選定舞台裏をお届けします。
2型になり、バックカメラ付きの純正ディスプレイオーディオが非常にコスパ良く選べるようになりました。しかし、激速スポーツカーを乗り継ぎ、休日はアウトドアへ繰り出す筆者が選んだのは、純正をすべてスルーした「社外ナビ(アルパイン)一択」という選択でした。
なぜ、一見お得に見える純正を選ばなかったのか? 4つの明確な理由を解説します。
理由1:スマホの電波が死ぬ「キャンプ場や雪山」での実用性を重視
最近流行りのディスプレイオーディオ(スマホを繋いでGoogleマップ等を表示するタイプ)は、一見便利でコストを抑えられます。
しかし、私のジムニーノマドの使用用途は、休日の「キャンプや雪山登山」が含まれています。 山奥や深い電波の届きにくいエリア(圏外、または電波微弱エリア)に入った場合、スマホ依存のナビはルート再検索ができなくなったり、最悪の場合ナビ自体が機能しなくなったりする致命的なリスクがあります。
過酷な環境へ行くオフローダーだからこそ、電波状況に左右されず、自車位置を正確にロギングしてくれる「スタンドアローン(単体で完結する)の本格カーナビ」が絶対に必要だと判断しました。
理由2:家族も運転するからこそ「Googleマップの細道案内」は避けたい
このノマドは私だけでなく、家族も運転する可能性があります。
私一人であれば、Googleナビ特有の「今でこそ少なくなったものの、突拍子もないすれ違い困難な細道」や「怪しいルート」を案内されても力技でクリアできますが、家族が運転している時にそれをやられるとパニックになりかねません。
日本の道路事情を完璧に把握し、走りやすいルートを提案してくれる従来型の国内メーカーの専用ナビの方が、同乗者や家族が運転する際の手堅い「安心感」に繋がると考えました。
理由3:純正ナビ vs 社外ナビの比較なら「社外一択」
「じゃあ、従来型のナビを純正オプションで入れればいいのでは?」となるかもしれませんが、純正ナビはハッキリ言って「値段の割に性能が低い」のが現実です。
コスト面を比較しても、純正ナビと社外ナビの総額にそこまで大きな差はありません。同じ予算を出すのであれば、画質、音質、拡張性、そして何より「ジムニー専用設計」としての美しさを誇る社外ナビの方が圧倒的にコスパが高いです。
私の選択:アルパイン(ALPINE)一択
現在の市場で、ジムニーのインパネに完璧にフィットする専用大画面ナビを出しているのはアルパイン一択だと思っています。 今回は、バックカメラの連携やガイド線の正確性を持たせるために、カメラもアルパイン製でメーカーを統一。
一方で、ETCやデジタルインナーミラーなど、メーカーを統一しなくても性能に差が出ない周辺ガジェットに関しては、あえてアルパイン製にこだわらず「他社の安価で品質が良いメーカー」を組み合わせることで、賢く総コストのバランスを取りました。
理由4:純正を外す唯一のデメリット「スズキコネクト」の割り切り
純正ディスプレイオーディオや純正ナビを入れないことで、唯一発生するデメリットが「スズキコネクト(SOSボタン等)」が使用できなくなることです。
万が一の重大事故の際、自動で緊急通報してくれる機能は確かに魅力的ですが、これに関しては「事故に遭った際は、個別でスマホやJAF等で対応する」と割り切れば、実用上大きなデメリットにはならないと判断しました。(前回の事故の経験からも、事後処理のイメージはできているためです)。
まとめ:あなたのライフスタイルに合わせたナビ選びを
2型のバックカメラ付きディスプレイオーディオは確かに魅力的で、街乗りメインの方ならベストバイだと思います。
しかし、「電波のない山奥へ行く」「家族も運転する」「ジムニーの特権である豊富な社外パーツを楽しみたい」のであれば、社外ナビ(アルパイン)+お気に入りガジェットの組み合わせが間違いなく最強のセッティングです。
せっかくカスタムの余白が山ほどあるジムニーノマドですから、ナビ周りから自分好みの1台を作り上げてみませんか?
――次回、【ジムニーノマド2型】受注再開!私が選んだ仕様・オプションと、気になる「723人中の納車順位」を大公開へ続きます!