恒例の東京オートサロン2025!

今年も恒例のオートサロンに行ってきましたのでその状況をレポートします。

オートサロンは金土日の3日間開催され、金曜日は業界や報道関係者がメインとなるメディアデーですが、14〜19時の間は一般の方も入場可能です。

金曜日に行くメリットは、土日の半分くらいの入場者数なので、混雑が耐えられなくてドリフトやライブ等の各種のイベントは観ないという方には良いですし、各ブースのグッズも普通に購入できます。

デメリットはチケットの価格が土日が3,000円に対して4,000円と少し高く、広大なイベント会場を移動するだけで時間が掛かりますので、観たいものをかなり絞って行かないとすぐに蛍の光が流れ出します。

目次

予想以上の混雑具合でグッタリ…

覚悟はしてましたが、それでも予想以上の混雑具合だったので、予定していたブースやイベントが見られないと判断して自動車メーカーのブースに絞りました。

広大な会場なのと混雑により動きが制限されるのでとても疲れてグッタリしました…。

お昼は時間をずらすことは多少有効ですが、常時混んでいるのでその効果はほとんどないでしょう。

予め食べるものを持参して会場のベンチ等で食べた方が効率的なのでプランを練っておいた方が良いでしょう。

筆者は会場に入る前に近くのイオンで食材を調達しておいて、イベント等の合間にお昼を食べて効率的に回ったのでお昼難民は避けられました。

ブース紹介(抜粋)

Honda(ホンダ)

ホンダブースには一番観たかった「無限シビックタイプR(FL5) GroupB」や再販される「シビックタイプR レーシングブラックパッケージ(FL5)」、「プレリュード」、F1車両などが展示されていて大盛況でした。

タイプRはすぐに受注停止になってしまい、2年経ってやっと受注再開になりますが、今回はより狭き門になりそうです。(噂では販売数量は3,800台前後とのことで現時点で注文は絶望的のようですが、可能性は0ではないです)

しかも販売価格が100万円高くなるというおまけ付きなので、余計に若い方には高嶺の花になってしまってます。

GroupBの無限パーツはカーボンなので、全て揃えると車両2台分以上になるという恐ろしいことになっています。

しかも無限パーツはすぐに販売終了になってしまうので、欲しい方は早めに購入した方が良いです。

因みにプレリュードは混みすぎて写真も撮れなかったので観るのを断念しました…。

以前、東京モビリティショーでプロトタイプをじっくり観ましたし、今年市販されるとのことなので我慢しました。

それにしても写真も簡単に撮れないほどの混雑状況でした。(Insta360 X4による動画はしっかり撮りました)

TOYOTA Gazoo Racing (トヨタ)

TOYOTA Gazoo Racing (トヨタ)ではGRヤリスMコンセプト(ミッドシップ)やエアロパッケージなどオートサロンらしいスポーツカーのカスタムカーや現豊田章男会長(モリゾー選手)が欲しかったトヨタ車以外のクラシックカー達(スバル360)の展示などで大盛況でした。

トヨタはGRヤリスなど受注停止のモデルが多いので、戦略なのかもしれませんがいつでも購入できるようにしてもらいたいです。

筆者ならGRヤリスとGRカローラとで悩みますが、登山、キャンプなどのアクティビティをこの一台でこなすことを前提とすると積載量にアドバンテージがあるカローラになります。

車の仕上がりは、モリゾー選手が社長になってからスポーツカー好きも納得できる車ばかりになり、拘りがなければどんなモデルを乗っても文句が出ないレベルになっています。

スズキ

スズキで一番盛況だったのはオートサロンで発表された「スイフトスポーツ ファイナルエディション」です。

一度購入を検討したことのある車で、モータージャーナリストやレーシングドライバーがこぞって称賛するコスパ最強のコンパクトハッチモデルです。

このモデルから1.4Lターボになって、前モデルから馬力はほとんど変わらないもののトルクは1.5倍に向上し、車重も1t以下であることから、GR86などの上級スポーツカーにも走る場所によっては同等以上に渡り合えるほど速いです。

ファイナルエディションと標準車との違いですが、性能に関する部分は同じですが、ブレーキキャリパーが赤く塗装されていたり、ファイナルエディションのデカール表示がされたり、内装にヒートグラデーションという加飾がされたりと特別感はありますので、価格差(約10万円)に納得できればお買い得なモデルです

ファイナルエディションでも2,329,800円(税込)ですので、このご時世のスポーツモデルとしては非常に安価です。

リセールについてはファイナルエディションは期間は限定されますが通常販売されますので、新車より高くなることは今のところ考えにくいですが、値崩れも最小限でしょう。

三菱自動車

筆者は三菱自動車が好きなので、ぜひ盛り返してもらいたいと強く願っています。

一時期は元気がなくなってしまい、モータースポーツの活動を軒並み中止してしまったのですが、体勢が変わってモータースポーツ活動を再開するようになって、アウトランダーやデリカ、トライトンなどオフロードを中心に盛り上がってきています。

以前のようにWRCに復帰して、各メーカーと競い合って良い車作りをしてもらいたいと夢見ています。

ランサーはついに絶版になってしまいますが、いつか何かしらのフラッグシップスポーツモデルが出たら買います。

ブースの内容は三菱らしく、オフロード側に振ったモデル展示でファンには堪らないプレゼン内容でした。

DAIHATSU

DAIHATSUで気になった車はミラ イースGR SPORT コンセプトという走りを楽しむためのエントリースポーツモデルです。

特徴はエンジンをターボ化してミッションは5MT、その他走りに必要なシートやステアリング、エクステリアが交換されて、このまま走ることができる仕様になっています。

走りを楽しむ車を買おうとすれば300万前後は必要で、軽自動車であれば車体が安価なのはもちろん、タイヤを含めた消耗部品も安価なのでエントリーモデルとしては最高の素材なので、市販されたら人気が出そうです。

DAD

毎年展示されているスワロフスキー仕様のメルセデスです。

毎年同じ仕様なのか少しでも変わっているのかもわかりませんが、オートサロンのある意味風物詩の車両です。

ブリヂストン

ブリヂストン(BS)ではモータースポーツやドリフト好きではお馴染みの土屋圭市さんや星野一樹さんのトークショーを観覧しました。

内容的に観客の多くは両者のファンかスーパーGTファンでしょう。

タイヤについてですが、普段乗りの自動車のタイヤに強い拘りはありませんが、ドライ、ウェットグリップのバランスが良くて安価なタイヤを選び勝ちなので、BSのタイヤは最近装着していません。

以前にサーキット走行していた初期の頃にはSタイヤである「ポテンザRE540」を装着していました。

その後は横浜の「アドバンA048」や「A050」の方がグリップが高くて、サーキット走行派の主流になっていったので、以降はBSを装着する機会がありませんでした。

ただ、そんな実情にBSも黙っているわけはなく、「ポテンザRE11S」という素晴らしいSタイヤを開発して、今もサーキットユーザーには人気のタイヤです。

話が脱線しましたが、一般的なエコタイヤを含むラジアルタイヤの性能も良いので、価格は少し高いですが選んで間違いないメーカーです。

特にスタッドレスタイヤのシェアは高く、性能が高いことは折り紙つきです。

ブリッド(BRIDE)

ブリッドはレカロと双璧をなすシートメーカーで、筆者が所有していたスポーツカーにはもれなくブリッドシートを装着していました。

レカロと比較して安価でホールド性や強度は同等なので、ブリッドの方が人気がある印象です。

今回、エヴァンゲリオンモデルが3パターンと初音ミクモデルが発表されました。

筆者はそこまでファンではないのでちょっと恥ずかしいのですが、部屋の中でもデスクチェアとして使用できるので、色々な使い方ができるところもブリッドの良いところです。

当日は少し歩き疲れたので、ブースでシートに座りながら少し休憩しようとして入場と思われる列に並んだら、土屋圭市さんのサイン会の列に並んでしまったらしく…、折角なのでサインをいただきました。

それにしても土屋さんはトークショーやサイン会、イベントでドリフトもしてるし、イベント中は大忙しですね。

D1GPドリフトイベント

オートサロンは幕張メッセのメイン会場の他にイベントホールや北ホールと全ての施設を使い切り、且つ駐車場を屋外イベント会場としています。

D1GPというのはドリフト1グランプリというドリフト競技のことで、通常はサーキットを使用して行われる競技を狭い駐車場で行うというスペシャルステージ的なイベントが行われています。

初めて観る人にとってはきっとビックリされることでしょう。

サーキットとは違い、とても近いところから観戦できるので迫力がありますが、人気のイベントなので早い内に場所を確保しておかないと後ろの方から観ることになるので、ほとんど見えない状況になります。

ただし、最前線はタイヤカス(タイヤが削れたカス)が飛んできて衣服や体につくことがあるので覚悟が必要です。

また、ドリフトはタイヤを滑らせているので常時タイヤスモークが発生して周囲一帯がゴムの焦げた臭いに覆われますので苦手な人は退避した方が良いでしょう。

AUTOSALON SPECIAL LIVE

毎年恒例のスペシャルライブです。

最近は車を観るのはそこそこにライブ観たさにオートサロンに来ている感じが強くなってきています。

出演アーティスト

  • Rainy。
  • 島谷ひとみ
  • 相川七瀬
  • hitomi

毎年豪華なメンバーですが、今年は有名なアーティストばかりだったので盛り上がりました!

negish

オートサロンは車好きには最高にイベントですし、D1GPなどの屋外イベントからスペシャルライブなどのイベントなど盛り沢山なので、いつも最後まで楽しんでいます。
ただ、行きも帰りも激しい渋滞が発生しますので、公共交通機関を使った方がスムーズに移動できます。

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