ネット型自動車保険体験記 その4(帰宅に関する保険適用)

最近、20年振りに自動車事故を体験した筆者がネット型自動車保険を使用した体験記を紹介します。

事故が起こった直後は冷静な判断ができない状態の中で様々なことを選択していかなければなりません。

知識として持っていてもいざ事故が起こるとパニックになったり、気が動転して対応手順を思い出せないなんてことが往々にして起こりますので、少しでも対応の参考になれば嬉しいです。

帰宅に関する保険適用(ロードサービス)

【事故後の帰宅に掛かる交通費】

交通事故によって車が破損しても運転に支障がない程度であった場合はそのまま帰宅することが可能ですが、自走不能になってしまった場合の帰宅は主に公共交通機関を利用することになると思います。

一般的な保険であれば、ロードサービスとして公共交通機関の費用は保険で補償されることが多いはずです。

筆者の場合は緊急帰宅費用として公共交通機関(タクシーも可)であれば上限20,000円/名が補償されるので、余程遠方でない限りは新幹線等を使用しても十分賄うことができる内容でした。

注意点は補償(公共交通機関費用の返金)は後日請求することになりますので、領収書は大事に取っておきましょう。

今回のケースでは行楽地へ向かっていた筆者の車には荷物(食材含む)が満載だったので、新幹線等で帰宅してもすぐに荷物の回収に来なければなりませんでした。

回収に掛かる手間や費用を考慮すると、公共交通機関で一旦帰宅することは余り得策ではありません。

そこで、ロードサービスの一つに「レンタカー12時間サービス」というものが付帯されていたので、これを利用して保管されている修理工場へ行って荷物を回収し、自宅へ帰宅することにしました。

(改めて、修理できるのかわからないほどに破損している車を見て、色々なことを思い出して泣けてきました…)

通常、レンタカーは借りた営業所へ返却するのが一般的ですが、チェーン展開しているレンタカー会社では乗り捨てというシステムがあり、遠方で借りても自宅付近の営業所へ返却することできるサービスがあります。

筆者はこれを利用して自宅付近の営業所に返却することで荷物の回収と帰宅を両立することができました。

ただ、乗り捨てには別途費用が掛かり、この部分は補償されないため自費で支払う必要があります

また、この乗り捨て費用は高額になることが多く、レンタカーの基本料金よりも高くなることがありますので、場所によっては公共交通機関で一旦帰宅してから他の方法で荷物を回収した方が安上がりになったりもしますので、どの方法が良いかよく検討しましょう。

因みに筆者はレンタカー代で約30,000円掛かり、この内、17,000円が乗り捨て費用でした。

(10,000円くらいレンタカーサービスで補償される予定)

上記の対応は、ロードサービスに連絡して情報を整理しながら取った対応で、一回の連絡ではロードサービスの全容を把握することは難しいため何度か連絡を取る形となりましたが、連絡する度に担当者が変わり、その都度詳細を説明しなければならず、挙句には対応が悪い(要領を得ない)担当者に当たると聞きたいことと回答に食い違い起こり、返って混乱することがありました。(事故当日に限りある時間で確認しなければならないため精神的負荷は大きいです)

このような対応を取る担当者に当たった人の評価が悪くなってしまうのは仕方ないと思いました。

【まとめ】

事故後の帰宅に掛かる費用に関するまとめとしては、概ね保険のロードサービスで補償されます。

ロードサービスのどのサービスを使うかはケースバイケースですので、交通事故にあった状態で冷静に判断するのは難しいですが、不明点は直接ロードサービスに確認して情報を整理し、気持ちを切り替えて食事をしながらゆっくり考えて判断しましょう。

続きは自走不能になった車の処置について紹介します。

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